日本人さえ区別できない「おしるこ」と「ぜんざい」

1.まずは講師と一緒に文を読んで発音の練習していてください。読んだ後は講師から発音のアドバイスをもらいましょう。

おしるこ(お汁粉)とぜんざい(善哉)は、どちらも小豆を砂糖で甘く煮て、餅や白玉団子を入れたものだが、両者の違いは関東と関西で異なり、関東では汁気の有無、関西では使う餡の違いで区別される。

関東では、汁気のあるもの全般を「おしるこ」、汁気のない餅に餡を添えたものを「ぜんざい」と呼んでいる。

関西では、こしあんを使った汁気のあるものを「おしるこ」、粒あんを使った汁気のあるものを「ぜんざい」、汁気のないものは「亀山」や「金時」と呼ばれる。

関西の「おしるこ」と「ぜんざい」のように、関東では餡による区別がないのかといえば、そうではない。

使う餡によって区別をする場合は、こしあんを使ったものを「御膳汁粉」、粒あんを使ったものを「田舎汁粉」という。

また、「小倉汁粉」という呼称もあり、ふつうは、砂糖で煮た小豆粒にこしあんを加えたものをいうが、粒あんを使ったおしるこをいうこともある。

 

  • 講師に次の表現について説明してもらいましょう。

全般

こともある

3.先学んだ文法と単語を用いて、文を作りましょう。

4.講師から発音のアドバイスを注意しながら、もう一回文を読みましょう。

5.講師と地域によって名が違うものについて話し合いましょう。

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