1.まずは講師と一緒に文を読んで発音の練習していてください。読んだ後は講師から発音のアドバイスをもらいましょう。
タタミという言葉は、古い時代の文学や記録にも出ている。昔から日本人の生活の中にあったものと考えてよいのであろうが、そのころは、床に敷く布や毛布のようなものをタタミと呼んでいたらしい。そして、使わない時はたたんでしまっていた。「たたむ」ものだからタタミということばが生まれたのだろうと思われる。
また、昔の詩の中にこうある。「旅に出た人の使っていたタタミは動かしても汚してもならない」と。なぜなら、人は旅に出ている時でも故郷に自分の心を残しており、その心はタタミの上にも残っている。そのタタミを留守のあいだ大事にしないと、旅で危険な目にあったり、病気になったりする、と信じられていたからだ。昔は、タタミはひとりひとりが自分だけで使うものだったのである。
2.講師に次の表現について説明してもらいましょう。
であろう
らしい
しており
3.先学んだ文法と単語を用いて、文を作りましょう。
4.講師から発音のアドバイスを注意しながら、もう一回文を読みましょう。
5.講師と時代とともに変化した物や風習について話し合いましょう。